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水戸藩らーめん@太秦映画村内


たまにはわざと地雷を踏んでみるのもいいかな...と思い、
「水戸藩らーめん」と書いたのぼりを見つけたので入店。
どれぐらいの地雷なのか、小火薬なのかメガドン級の地雷なのか
ワクワクしながら待っていると、出てきたラーメンは以外にも旨かった。
すっきり鶏ガラ&鰹だしのスープに蓮根を練り込んだ縮れ麺。
チンゲン菜がドーンと黄門さまの印籠のようにインパクトを与えている。
蘊蓄によると..明治の中頃に日本で中国麺が定着し始めたが、
それよりも300年以上前に、黄門さまがらーめんを食べたという。
儒学に熱心だった黄門さまは長崎に亡命していた明国の儒学者を水戸藩へ招き、
その儒学者から中国麺の製法を学んだという。
1697年6月16日の日乗上人日記によれば、この儒学者の伝授した麺を自ら作って
家臣に振る舞ったとされているという。
まぁその時の文献による製法の再現なのだろう。
写真にもあるように別皿に生姜、ニンニク、ニラ、ネギ、ラッキョウがついてくる。
これは五臓の気を発する「五辛」を添えていたものを再現したらしい。
確かに「五辛」を入れた方が旨いと思う。
結論的には決して地雷ではなく化調も少な目で、わけのわからん新店のラーメン屋よりも
ずーっと旨いと思う。
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